いま未成年者や主婦がお金を借りることに抵抗のない時代です

かつて主婦がお金を借りる方法に乏しかったように、同様に未成年や学生もお金を借りる方法は限られていました。

商店での割賦販売でも親の保証人のサインや印鑑がなければ利用ができなかったのです。

ましてや、クレジットカードを持つなど考えられませんでした。

それも当然で、安定的で定期的な収入や定職がない学生や未成年者がクレジットカードの審査に通ることは考えられなかったのです。

西欧では、連名口座が一般的ですから、親の収入のある口座でデビットカードを作って子供に持たせて、学生時代の学費や教材費の足しにするという習慣があります。

日本では、そうした習慣や慣習がないため、海外で勉学する子弟には、親のクレジットカードで家族カード作り、そのカードを持たせて留学費用を賄うといったことがあります。

しかし、家族カードもいいのですが、ネット時代では様々なサービスをネット通販や音楽や書籍コンテンツ、ゲーム、ソフトウェアのネットダウンロードが学生には人気があります。

こうしたショッピングやサービス、チケットの購入などで未成年者も積極的にネット決済手段としてクレジットカードを使うようになっています。

学生の少額のお金を借りて、バイトで働いて返すということも一般的です。

こうした未成年者の先楽後憂的な志向が消費面にかなり貢献しているはずです。

主婦と学生は、消費に比較的積極的で、主要な家計の担い手が後ろに控えている分、堅実に借りたお金は返済が可能というのが幸いしています。

カード返済の事故率も低いといいます。

こうした未成年や主婦層を、積極的なターゲットにしてクレジットカード事業を伸ばしているのが楽天カードなどのネット系やイオンカードなどの大手流通系のクレジットカード会社です。

クレジットカードには、キャッシング機能が付加されており、小口の融資は高金利でショッピングクレジット事業を上回るカード会社の収益の柱です。

銀行系も、自行クレジットカードや消費者金融のカードローン、三菱東京UFJ銀行の「バンクィック」などの直接貸出などの金融商品の品揃えで主婦層の借金需要や学生の教育資金需要に対抗しようとしています。