お金を借りる方法には、最近大手銀行カードローンが加わりました

最近、よくテレビCMで大手銀行の銀行カードローンの広告を見る機会が増えました。

三菱東京UFJ銀行のカードローン『バンクイック』は俳優の阿部寛さんと戸田恵梨香さんを起用して高頻度で広告を流しています。

銀行に口座が無くてもお金を借りられるとか、借入が簡単だとか宣伝されています。

借入条件は少額で10万円程度ならすぐに借りられて、年齢要件は20歳以上など、主婦や学生でもOKとされています。

カードローン専用のカードを発行してくれるようです。

また、24時間いつでも借入が申し込めて、審査も短時間で完了するようです。

銀行系の大手消費者金融のアコムやプロミスがやっているカードローンと完全に被るわけですが、客層は峻別できているということでしょう。

世の中には、消費者金融でお金お借りることは憚られるが、大手銀行ならば安心だし、体裁も良いと考える人も多いのでしょう。

銀行は、貸金業法の対象外ですからクレジット会社や消費者金融のキャッシングのような上限金利や業界横並びを気にする必要もありません。

また、銀行は何と言っても、直接預金者からお金を集め、仕入れることのできる立場にあり、安い仕入で低金利ローン商品の提供ができます。

三菱東京UFJ銀行のカードローン『バンクイック』では貸出金利は4.6-14.6%の年利で、比較的手軽に利用できます。

三井住友銀行も同様のカードローンを商品化しています。

同じグループ内に、アコムやプロミス、モビットなどといった消費者金融を抱えながら競合する業態で、利用者の峻別・需要の開拓をはかろうという戦略のようです。

銀行利用顧客の囲い込み戦略から銀行も大きく舵を切って、お金を借りる方法の多様化や提供金融商品の品揃えを増やして同一顧客の取り込みに必死の時代がやってきているのです。

そういう意味では、お金を借りるという行為は、キャッシングという名称で、恥ずかしい行為や憚られる行為ではなく、当たり前の行為という認知が世間に一般化してきているのかも知れません。

それは、クレジットカードのキャッシングで借りるのか、消費者金融で借りるのか、銀行から借りるのかの違いでしかないのでしょうか。